2021/10
愛知県豊田市の小さなプライベート美容室の計画。
ゆったりくつろげる空間、施術しやすい動線、ローコストであることが求められた。
最小限の建築面積でありながらゆったりくつろげる空間とするため、スタイリングチェアから光庭を臨む計画とした。施術時には木々を眺め、時には蝶々や鳥などとの出会いもある。四季や時間の移ろいを感じながらゆったりと過ごすことができる空間を目指した。また、光庭に簡易的な仕切りを用意すれば、外遊びができるキッズスペースとしても活用される。
また、光庭に面した外壁を半透明とすることで、うっすらと町(もしくは美容室)の風景を透過し、互いの気配を感じることが可能な「町とのつながりのある壁」とした。夜には光溜まりとなることで美容室の顔となることを期待する。